ブログ

企業を継続的に成長させるには?

経営

会社を経営するにおいて、重要なポイントの一つに、どうやって会社を成長させていくかがあります。

成長しない会社は、優秀な人材の確保も難しく、競合企業とも戦えなくなり、「人・モノ・カネ・情報」といった経営資源も枯渇していってしまいます。

結果、成長しない会社を待っているのは市場からの退場という厳しい現実です。

どうしたら、会社を継続的に成長していけるのでしょうか。

企業を成長させるために、方向性を検討するうえで役に立つのが「アンゾフの成長マトリクス」というフレームワークです。

アンゾフの成長マトリクスは、企業の製品・サービスを「既存の製品・サービス」と「新規の製品・サービス」に分けて縦軸に配置し、横軸に市場または顧客を「既存の市場」と「新規の市場」に分け設定し、今後の戦略を検討するフレームワークになります。

アンゾフの成長マトリクス

1.「市場浸透戦略」は既存の市場に既存の製品・サービスを売る戦略を行うもので、リスクも低いですが売上増加の効果もあまり高くない戦略です。ただし、認知度が低い場合や既存市場が成長している場合には有効な戦略になります。

2.「新市場開拓戦略」は、新しい市場をターゲットに既存の製品やサービスが売れるような戦略を行う方法です。製品開発をする必要がないためリスクも高くなく、売上増加の効果も高い戦略です。例えば、女性用の化粧品を男性用に売り出すケースが該当します。

3.「新製品開発戦略」は、既存の市場・顧客に新しい製品やサービスを売る活動を行うことで、製品開発は必要ですが、既存の市場(顧客)がターゲットで顧客開拓はあまり必要ないため、リスクそれほど高くありませんが、売上増加の効果は高い戦略になります。例えば、車のフルモデルチェンジが該当します。

4.「多角化戦略」は、新規の市場・顧客に新しい製品やサービスを投入する戦略になります。売上増加の効果は大きいですが、非常にリスクが高い戦略になります。ただ、一方で既存の事業とあまり関係のない新製品・新市場であることからリスク分散の効果があります。また、多角化戦略を採用する場合には既存のノウハウが使えるなど、既存事業とシナジーがあるかどうかも検討する必要があります。

(税理士 中小企業診断士 根津信之)

関連記事

  1. 経営 業務改善のフレームワーク ECRSの原則
  2. 組織 中小企業のパワハラ防止法の義務化について
  3. 経営 なぜ、組織は必要なのか

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP